お茶の選び方
人によって、品質とお好みの主観的な感覚が違います。お茶の本質はめまぐるしく変化していますが、皆に自分がお好みのいいお茶を見つける為、師匠より慣用的な評価方法をシェアさせて頂きます –
乾燥良好
お茶を軽く握って、ちょっとだけ刺激を受けた痛みを感じ、手で挟むと割れてしまうなら、乾燥程度が良いことを示します。逆に、重く挟んでも割れないなら、お茶は湿気られて柔らかくなり、品質に影響を与えます。
外観と色
茶葉の形状と色は同じぐらいのものが良いです。茶茎、古い葉、くず、粉や不純物が水色の品質に影響を与えますので、無くない方が良いです。一般的には、ウーロン茶は半球状です。東方美人茶は丸みを帯びて5色が混ざります。紅茶は細かい条状又は細かい粉状です。
水色の香りと味わい
違う茶種は独特な香りと味が持っています。甘く芳醇のあるものが良いです。油、焦げ、青臭い、カビ臭いまたは他の匂いを避けるべきです。また、水色は澄み、鮮やか、油っぽく輝きがあるべきですが、混濁と沈殿物を避けます。
軽発酵のウーロン茶は水色が蜜のような緑黄色で、淡い花とフルーツの香りを持ち、清らな味です。
中発酵の炭焙ウーロン茶は水色が潤い黄金色で、濃厚な香りを持ち、喉越しが良いです。
重発酵の東方美人は水色が琥珀色で、独特な蜜のような香りを持ち、甘くて潤いです。
完全発酵の紅茶は水色がツヤ有りの赤色で、キャラメルのような芳醇な香りがします。
浸漬した茶葉
お茶を淹れる時に茶葉が開くのは若い新芽で製造したものです。製造技術が良いですので、水色が濃く、淹れる回数も多いです。浸漬後の茶葉の形状は綺麗で、弾みが付くものが良いです。浸漬した紅茶の茶葉は鮮やかな赤色ですが、半発酵のウーロン茶は縁の部分が赤色で真ん中が緑色です。因みに、葉の真ん中には淡い緑色のものが良いです。